肩こりに効果的な温熱療法|ふれあい整骨院コラム

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肩こりに効果的な温熱療法

肩こりに効果的な温熱療法

肩こりは悪化すると、頭痛や吐き気などほかの症状を引き起こす恐れがあるため、早めの対処が重要です。

本コラムでは肩こりに効果的な温熱療法について、詳しく解説いたします。ご自宅でできるセルフケアについてもご紹介しますので、肩こりにお悩みの方はぜひご覧ください。

肩こりに温熱療法が効果的な理由

温熱療法は患部を局所的に温める施術です。肩こりの場合は、肩周辺を温めて血行を促進し老廃物を押し流すと同時に、肩周りの筋肉の緊張を緩めてコリや痛みを和らげます。また、リラックス効果やストレス解消効果も期待できるといわれています。

なお、温熱療法が有効な肩こりは、冷えや血流悪化などが原因となって慢性痛を引き起こしている状態です。腫れや熱感など、炎症を起こしている急性の肩こりに対しては、患部を冷やす寒冷療法を実施します。

温熱療法の種類

温熱療法は医療機関や整骨院で受けるものと、ご自身で行えるものの2種類があります。それぞれ詳しくご紹介します。

整骨院で受けられる温熱療法

医療機関や整骨院で肩こりに対して行う温熱療法は次の通りです。

  • ・ホットパック
  • ・パラフィン浴
  • ・部分的または全身的な温浴
  • ・マイクロ波
  • ・超音波
  • ・赤外線治療器

整骨院で最もメジャーな温熱療法はホットパックです。ホットパックには加熱したシリカゲルやベントナイトを使う「湿熱法」と、湿熱法のホットパックをビニールなどで包んで使う「乾熱法」の2種類があります。

接骨院では温度と時間を適切に管理して施術を行いますが、低温やけどのリスクがあることも事実です。施術中に熱さや痛みを感じたら、我慢せずにすぐにスタッフにお伝えください。

自宅でできる温熱療法

ご自宅で手軽にできる温熱療法では、まず入浴が挙げられます。少しぬるめのお湯にゆっくりとつかると、全身の血行促進や筋肉の疲労回復、リラックス効果などが期待できます。

そのほか、肩こりを感じている部分を蒸しタオルや使い捨てカイロなどで温めるのも有効です。ただし、素肌に直接当てたり、長時間同じ場所に当て続けたりすると、低温やけどになる恐れがあります。ご自身での温熱療法は、十分に注意したうえで行いましょう。

整骨院では、一人ひとりの肩こりの症状に合わせた温熱療法が可能です。慢性的な肩こりにお悩みならば、ご自宅でのセルフケアとあわせて当院または最寄りの接骨院での施術をぜひご検討ください。

Q1:整骨院での温熱療法に痛みはありますか?
A1:基本的に患者さまが心地良く感じる温かさで行うため、痛みはともないません。もしも熱すぎる場合や痛みが生じた場合は、すぐにスタッフにお伝えください。
Q2:自宅で温熱療法を行う場合の注意点を教えてください。
A2:心地良いと感じる温度であっても、長時間にわたり同じ部位を温め続けていると、低温やけどになる危険性があります。初めての場合は、皮膚の色の変化を確認しながら行いましょう。血行が良くなり、少し赤くなっていたら終了してください。
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